
那覇からルート58を北上すると残波岬や万座毛があります。
「残波岬」は高さ30mの隆起珊瑚礁の断崖が約2キロにわたって続いている岬です。
この岬には地上高28mの白亜の灯台があります。
岬にある灯台で外観も美しいのですが、中の階段を利用して上まで登ることができます。急な階段で結構長い階段なので途中くじけそうになりますが、諦めずに最後まで上ると、素晴らしい景色が待っています。絶対、苦労して上った甲斐があります。灯台上から眺める目の前に広がる東シナ海や断崖と海が創り出す絶景は最高です。付近一帯は公園として整備されていて「岬の駅」や海のほうを向いて建っている巨大シーサーがあります。シーサーが海の方を向いているというのはニライカナイの信仰からきているようです。ヤギもいました。
他に近くにはホテルやゴルフ場、ビーチもありリゾート地として楽しめるようです。
夕方の東シナ海と灯台の景色も美しいと思います。天候や時間、季節など、その時々によっていろんな表情をみせてくれるのでいつまでも見ていても、何回行ってもあきないんでしょうね。
「万座毛」の名前は琉球王尚敬が、「一万人が座れる広い原っぱ」と言ったことに由来していると言われています(毛は原っぱのこと)。広い場所を表す場所名として「千畳敷」などという言葉はよく見かけますが、万人が座れるという発想はやはり、多くの人々の頂点に立つ王ならではの発想でしょうか。岬の広い芝生の遊歩道からは、隆起珊瑚礁の岩壁を侵食して創り上げた象の鼻のようにユニークな岩や断崖絶壁を楽しむことが出来ます。
よく沖縄のガイドブックに載っているあの有名な「象の鼻」の写真と同じ風景です。
さらに目の前に広がる東シナ海を眺めることでき、ところどころから断崖絶壁にぶつかり砕ける迫力ある白い波を見下ろすことも出来ます。また、隆起珊瑚礁の天然のシバ草原は最大規模のもので、多くの海岸性植物が見られます。ここだけでしか見られない特殊な植物がいくつか生育することから、「万座毛石灰岩植物群落」として沖縄県指定天然記念物に指定されています。
どちらも目の前に広がる海と、自然が創り出した隆起珊瑚礁の断崖を楽しめる景勝地です。
残波岬や万座毛は「東シナ海」を望める景勝地ですが、「太平洋」を一望出来る岬に知念岬公園があります。芝生の広場が海に突き出しており、そこから海を見下ろすことが出来ますし、もちろん水平線を一望することも出来ます。また、久高島やコマカ島もすぐ近くに見ることが出来ます。残波岬や万座毛は自然が創り出す雄大な景色を楽しむことが出来る場所です。
海沿いの道を走るのも気持ち良いのですが、沖縄に来たら走りたいのは島と島を結ぶ海の上の道でしょう。道の左右に広がる海を眺めながら走るのは絶対に気持ち良いはずです。
東海岸エリアで有名なのが、勝連半島から平安座島を結ぶ4,7キロの海中道路です。
ここは名前の通り、橋ではなく、昔、干潮時には徒歩で行き来していた浅瀬に造った道路です。この道は平安座島に建設された石油基地を保有する石油会社が作った道路ですが、のちに県道として昇格し4車線の道路になりました。この道路を通って、美しいビーチが点在する伊計島や琉球創世神の伝説が残る浜比嘉島へ行くことが出来ます。海中道路の真ん中あたりには海の駅があり、レストラン、特産品販売のほか資料館にもなっています。もちろん広い駐車場もあるので、海を眺めながらちょっとひと休みも良いと思います。左右に広がる海や、島や、島に渡る橋を眺めながることが出来ます。
平安座島から浜比嘉島へ渡る全長1,430mの浜比嘉大橋も少し見下ろすように左右に広がる海を眺めながら走れる気持ちの良い橋です。浜比嘉島は琉球開闢の神、アマミキヨとシネリキヨの神々が住む島として伝えられています。島にある「アマミチュー」は久高島に降臨したと言われるアマミキヨのお墓です。「シルミチュー」はアマミキヨとシネリキヨが住まわれた所と伝えられている場所です。鳥居の先の長い石段を登っていったところにある自然と静寂につつまれた神秘的な場所です。
沖縄本島北部に位置する屋我地島と古宇利島を結ぶ全長1960mの古宇利大橋があります。
かなり長い、島と島を結ぶ海を渡る橋です。沖縄本島から奥武島、屋我地島のさとうきび畑の中の道を通って古宇利大橋へ向かいます。橋を渡ると古宇利島へ着きます。天気が良かったら最高の道でしょう。古宇利島は車で10分ほどで一周できる自然が豊かな島です。橋の近くにビーチもあります。
古宇利大橋を渡る前に通る屋我地島は昔、国の誤った「らい予防法」によって強制隔離政策が採られてきたハンセン病患者が隔離されていた島と聞きます。知らないとそのまま過ぎてしまいますが、その土地土地にはそれぞれ重い歴史があるのかもしれません。知ったからといって私には何もできませんが、知ることによりこれまでと何か違った風景が見えてくるかもしれません。最初に通る無人島、奥武島はかつて死者を弔った場所であるといわれ崇められているとか、古宇利島は空から男女2人の子供が降ってきて琉球人の祖となったという伝説ある島だとか・・・
那覇空港の近くの瀬長島へ渡る道も、やし並木があって飛んでゆく飛行機を間近に見られて好きな道のひとつです。
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