
県の木「リュウキュウマツ(琉球松)」
県の花「デイゴ」
県の鳥「ノグチゲラ」
県の魚「タカサゴ(グルクン)」
何故県の木はガジュマルや福木(フクギ)じゃないんだろう。
何故県の鳥はヤンバルクイナじゃないんだろう。
「リュウキュウマツ」は、主に海岸近くの乾燥した丘陵地帯に生えます。長さは約5mほどで耐風性・耐潮性に優れているため、防風・防潮木として数多く植えられています。沖縄の気候に適した樹木だと言われています。銘木として「久米島の五枝の松」があります。琉球大学で学生が配っている合格電報の文面は「桜咲く」ではなくて「デイゴ咲く」だそうです。そういえば、沖縄の「緋寒桜」は、1月に咲くので、入学シーズンとはちょっとずれていますね。
「デイゴ」は深紅の花を4月5月頃に咲かせ、花言葉は「夢、活力」です。
「ノグチゲラ」は沖縄本島北部の山林…やんばるの森の中にだけに生息するキツツキの仲間で、現在、絶滅危惧種です。特徴としては「黒褐色の全身」「背、腹、腰の部分に赤味がかっている」「翼に小さい白色の斑点がある」といったものがあげられます。
「グルクン」は魚釣りでもよく釣れて沖縄で一番有名な魚とのこと。唐揚げにするのが定番のようです。
「ガジュマルは歩く」という話を聞いてから、ますますガジュマルが好きになりました。といっても実際歩く訳ではないのですが長い年月をかけて移動します。ガジュマルの幹は数多く分岐して繁茂して、囲から褐色の気根を地面に向けて垂らします。そして垂れ下がった気根は、徐々に土台や自分の幹に複雑にからみつき最初はごく細いのですが、だんだん太くなり幹のように樹皮が発達します。地面に達すれば幹と区別が付かなくなり、逆に今までの土台となる木は枯れていきます。このようにして気根が幹になりまたそこから気根を地面に垂らして太くなって移動していくというのです。本当に長い年月をかけて、ゆっくりゆっくり移動していくんでしょうね。暖かく湿度の高い空気に囲まれて植物は勢いよく育ち自分達の世界を作っているような気がします。そんな古木にはやはり妖怪が生まれても不思議はありません。がじゅまるの木には、「きじむなー」という妖怪が住みついているそうですよ。
福木は幹が丈夫で風害や塩害に強いので防風林とされたり耐火性があるので防火林として屋敷の周りに植えられました。
名前が「幸福な木」…「フクギ」で良いですね。
きっと植えた家には幸せがやってくるのでしょう。
「やんばる」とは沖縄本島北部のことをいいます。「山原」と書いて、「やんばる」と読みます。ここは亜熱帯のジャングルが海岸付近まで覆い自然が残されているエリアです。ここにはほとんど飛べず地上で生活する鳥、ヤンバルクイナやキツツキの仲間のノグチゲラがいます。しかし、開発などによる生息地の破壊や人為的に移入されたネコやマングース(ハブを捕食するということで外国から輸入したけれど、実際にはヤンバルクイナを捕食している例が多いのだとか)などによる捕食で生息数減少が懸念されています。やんばるの森林は、手付かずの自然というイメージがありましたが、人間による影響というのは開発による自然破壊だけではなく、外来種による生態系への影響などをもたらすというのもあるんですね。
沖縄本島…ではありませんが、西表島には有名な「イリオモテヤマネコ」が生息していたりして、沖縄は本当に珍しい動植物がたくさんいます。
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